キャバクラのブログやSNSは、お店のイベント情報やキャストの出勤情報をお知らせするほか、キャスト自身が自分を売り込む重要なツールにもなっています。キャスト仲間のツーショットや、自分のプライベートな部分を見せるなど、定期的に写真をUPすることで、新しいお客様からの指名につながる可能性があります。そこで、売れっ子キャストが使っている“いい感じに盛れる”カメラアプリを聞いてみました！

全世界でおよそ４億人が使っているとされる「SNOW（スノー）」は、長年人気があるカメラアプリです。顔認識機能で動物などのかわいくて面白いエフェクト写真を撮ることができます。自分ソックリだけど美しく盛ったアバターを自動生成してくれる機能「AIアバター」も人気です。「その場で簡単にデコれるから面白くて好き！顔バレしたくない友達と写真を撮るときや、ゲーム用のアバターを作れるのも楽しいですよ」とNさん。

「とんがったアゴに大きい目、みたいな盛り盛り写真はお客様ウケは良くないですね（笑）」と話すSさんが使っているのは、ノーマルカメラ風の写真が撮れる「BeautyCam（ビューティカム）」だそうです。指名やご来店のきっかけが、キャストのプロフィール写真を見て、というお客様もいるため、ゴリゴリの加工写真を避けるキャストも多いそうです。iPhoneモードという機能で撮影をすると、ナチュラル盛り美人に仕上がる、と人気です。

パソコンの画像ソフト並みの高性能な写真加工が簡単な操作で使える「PhotoDirector（フォトディレクター）」は、難しい高度な編集機能もAI編集ツールで初心者でも使いやすく、日本語フォントが多いのも魅力。「うちのお店はコンカフェ（コンセプトカフェ）なので “今日はこんなカッコをするから来てね”ってSNSとかでお客様にお知らせしています。背景がたくさんあって、衣装に合わせられるのが楽しいです！」とHさん。イベントに合わせた衣装が楽しめるコンカフェのキャストならでは、の回答でした。

ほかに「BeautyPlus（ビューティープラス）」「SODA（ソーダ）」「Meitu（メイツ）」などのカメラアプリを利用しているキャストさんもいました。「髪色を変えたり、カラコンにしたり、お仕事とプライベート両方でいろんなアプリで盛り度を変える“盛り変”をしてます」というJさん。美肌効果や目や輪郭などの顔のパーツ、まつ毛やリップ、涙袋の調整などなど、様々な盛り機能がアプリそれぞれにあるため、シーンに合わせて、複数のアプリを使っているそうです。

使っているカメラアプリを聞いてみたことで、売れっ子キャストがSNSやブログの投稿も大切なお仕事のひとつ、と捉えていることがわかりました。また、家族や友達に内緒でお仕事をしている子は、あえて加工を強めて盛り盛りにして“身バレ”を防ぐキャストもいるとか！

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