「黒服」ってどんな人がなるの？どんなお仕事なの？男性じゃないとなれないの？という質問があったので「キャストじゃなくて黒服のお仕事に興味がある！」という方に、黒服がどんなお仕事なのかを少しご紹介します。多様化の時代、男性が多い職種でも、女性の活躍が目立ってきました。かつて男性が主だった黒服のお仕事でも、女性の活躍が目立つようになっています。

お酒を提供するお店では欠かせない、重要なお仕事の「黒服」。キャスト以外のスタッフ全般を「黒服」や「ボーイ」と呼んでいます。アルバイトや黒服見習いの人を「ボーイ」、責任のある役職についた人を「黒服」など、雇用形態や役職の有無、業務の違いなどで分けて呼んでいるお店もあります。昼間のアルバイトに比べて時給がいいため、男子学生にも人気のお仕事です。

テーブルにお酒を運んだり、灰皿やアイスペール（氷入れ）の交換などを行う、ホールスタッフとしてのウェイター業務や、キャストのフォローや管理、イベントの企画などなどそのお仕事は多岐にわたります。中でも「付け回し（つけまわし）」は黒服の大切なお仕事。お客様やテーブルの雰囲気を見て、どのキャストを付けるか、どのように回すかを的確に判断して指示をします。再度来店したくなるような、お客様に合ったキャストをマッチングするが重要です。売り上げに大きく貢献すると、黒服の昇給や昇進につながるので、モチベも上がりますね！

黒服として働いてみたいけどスーツを持っていない、という人のために、スーツや靴を貸し出しているお店も多いので、お店に確認しましょう。キャバクラで身だしなみに気を付けるのは、キャストだけではありません。黒服が来ているスーツがヨレヨレだったり、汚れていたりすると、お店の印象はもちろん、キャストからの信頼を得られないことも。ジャケット着用の有無、スーツの色などもお店によってルールがあります。黒服でガッチリ稼ぐなら、キッチリした服装や髪形で清潔感を心がけましょう。

黒服といえば、ちょっといかついお兄さん…という考えはもう古い！黒服のお仕事もジェンダーレスになってきて、黒服で働くことを希望する女性も増えています。男性の「黒服さん」にはちょっと相談しづらいことも、女性の「黒服ちゃん」になら相談しやすい、というキャストさんの意見もあって、お店側も積極的に採用をすすめています。キャストとして働くことには抵抗があるけど、飲食店の経営やマネジメントも学びたい、と向上心が強くて夢を持った「黒服ちゃん」の活躍が目立ってきています。

多くのキャバクラでは、TikTokやYouTubeを活用し、お店のPRの一環で動画を投稿しています。プリンスグループの黒服による「Re:横浜から始める黒服生活」のTikTokやYouTubeからも、数々のバズりコンテンツが生まれています。キャストの愛嬌がたっぷりの「絶対飲めよ」や「太客来店コーデ」といったシリーズも人気ですが「黒服とキャバ嬢のLINE」は「黒服とキャストのやりとりが面白くてあるあるネタ！」と黒服業界でも話題です。

横浜エリアを中心にキャバクラやガールズバーなど全国に50店舗以上を構える、業界最大手のプリンスグループでは「黒服ちゃん」も活躍できる環境を整えています。プリキャバでは、キャスト以外にも黒服などで活躍してくれる仲間を募集しています。女性でも、気になる求人があったら、気軽にお店へお問い合わせしてみてくださいね！

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